jlbhs.gif (6180 バイト) jlb.jp/hsinstall8s/apcbatt

 

APC SU700J のバッテリィ交換。
 2004/06/13

 APCUPSの管理画面(Web経由)

 2004/07/11:upd

 

 

<凡例>
赤字=入力する文字列
青字=表示される文字列(コンソール画面)
紫字=エディタ等で入力する文字列
緑字=特に強調するコメント等
  使わなくなった古い記述。

 

中古品で入手し、2年ほど順調に稼動していた UPS ですが、とうとう異常を来たしてしまいました。
多くの方が使用しているので珍しくもありませんが、記録として掲載しておきます。
右の画像は、バッテリィを交換した2日あとに、セルフテストを実施した直後の apcupsd のモニタ画面です。(クリックで拡大画像になります)

.バッテリィ異常の前兆

いつも通り使っていて、2週間毎のセルフチェックも異常なく完了していましたが、ある時インターネットの接続が途切れたまま使えなくなっていることに気づきました。
そこで、コレガのルータ BAR Pro3 を見ますとWAN側の Collision/full duplex ランプが半点灯状態で、その他のランプは消灯(電源を除く)になっていました。(写真に収めていないので、その時の記憶)

まだ暑さはこれからですが、暴走したのかと電源を入れなおして再起動したのを確認しました。

また、そのルータの電源がUPSから取っていたので、久しぶりにUPSの電源ONボタンを長押してセルフテスト(以下、SLFTと略す)を実施すると、いきなり切れてしまいます。(もちろんホームサーバーも落ちました。)

セルフテストを2回実施して、いずれもすぐに(1秒も持ちません)落ちるので、UPSの電源コードを抜くと瞬時に落ちてしまいました。
その前のセルフテストでは、異常を示していませんでしたし、停電したときの保持時間(予測値)は、79分のままとなっていたため、突然のことのように感じましたが、3年サイクルで電池を交換するよう言われていることを考えれば、寿命として納得できる交換時期にきていると思い、電池を手配することにしました。

以下のログが、その時の様子を示します。

Sat May 22 16:40:43 JST 2004 UPS Self Test switch to battery.
Sat May 22 16:40:48 JST 2004 UPS Self Test completed: Battery OK
Sat Jun 05 16:40:45 JST 2004 UPS battery must be replaced.
Sat Jun 05 21:42:35 JST 2004 apcupsd 3.8.5 (4 January 2002) redhat startup succeeded (1回目のSLFT)
Sat Jun 05 21:44:57 JST 2004 apcupsd 3.8.5 (4 January 2002) redhat startup succeeded (2回目のSLFT
Sat Jun 05 22:05:52 JST 2004 apcupsd 3.8.5 (4 January 2002) redhat startup succeeded (電源コードを抜く)
Sat Jun 05 22:11:05 JST 2004 apcupsd FATAL ERROR in apcserial.c at line 173 (UPSを外して起動)
PANIC! Cannot communicate with UPS via serial port.
Sat Jun 05 22:11:06 JST 2004 apcupsd error shutdown completed
Tue Jun 08 21:15:40 JST 2004 apcupsd 3.8.5 (4 January 2002) redhat startup succeeded (UPSのバッテリィ交換後、起動)

 

電池の比較

【旧電池】
以前入っていた純正品のバッテリィは以下の品です。2個を強力な両面テープのようなもので張り合わせているため剥さず、ガソリンスタンド等でリサイクル依頼する予定にしています。(1個の扱いにしてもらえるかどうか微妙ですが)




【新電池】
交換後のバッテリィは、手っ取り早くオークションの情報を頼りに入手した、新神戸電機(株)HF7−12 という品で、2個1組で送料・振込手数料を含め約9,000円ほどかかりました。
両面テープは剥して使いませんでしたが、プラス電極のショート防止カバーのようなものは、外して新バッテリィに移して使いました。(黄色部)



着荷したその夜に急いで取り付け稼動させ、その後このページを書き入れているときに写真を取ったため、あまり引き出せず斜めからの写真になっています。
また、ロットNoのような数字も上面の斜めから写し、画像を重ねて貼り付けています。(060545)


これで、機器側が故障しなければ、約5年(長寿命電池とのことなので)は持つものと思いますが、次回は電池交換すること無く、機器そのものの交換が必要になると思っています。

 

現在のApcupsdの稼動画面

 

.バッテリィ交換日付の更新 (2004/07/11)

 

6月に交換したバッテリィですが、ブラウザからアクセスする最初の画面にある、 Data 部(画像:赤囲い)を開けると以前のバッテリィ交換日(最初は取り付け日)が記録されており、せっかくですのでそこを書き換えることにしました。

書換えには、別ページで紹介している  apcupsd-3.10.11 を使用しています。


最初は、 apcupsd.conf の BATTDATE 部分を書加えて、 apcupsd -u コマンドを試して見ましたが、いっこうに変わってくれません。

vi apcupsd.conf
<省略>
# Battery date - 8 characters -- used only during -u or --update-battery-date
#BATTDATE mm/dd/yy
BATTDATE 06/08/04    <==追記部分
#
<省略>

 

また、時間が有ったらWeb上で検索を繰り返していましたが、同様の掲載も発見できない状態でした。
そんな状態が何日も続いた中、 apcupsd.com の Online 3.10.x ManualUsing apctest to Configure Your EEPROM ページを見つけました。 早速、その中の apctest というコマンドについての記述を試してみることにしました。

注意:この操作の前には、 apcupsd を停止して実施するように指示があります。

apcupsd を展開したディレクトリィの中にある、 src/ に移動します。

[root@hs8 root]# cd /usr/local/src/apcupsd31011/apcupsd-3.10.11/src
[root@hs8 src]# ./apctest


2004-07-11 05:13:50 apctest 3.10.11 (26 January 2004) redhat
Checking configuration ...
Attached to driver: apcsmart
sharenet.type = DISABLE
cable.type = CUSTOM_SMART

You are using a SMART cable type, so I'm entering SMART test mode
mode.type = SMART
Setting up serial port ...
Creating serial port lock file ...
Hello, this is the apcupsd Cable Test program.
This part of apctest is for testing Smart UPSes.
Please select the function you want to perform.

1) Query the UPS for all known values
2) Perform a Battery Runtime Calibration
3) Abort Battery Calibration
4) Monitor Battery Calibration progress
5) Program EEPROM
6) Enter TTY mode communicating with UPS
7) Quit

Select function number:
5  <== EEPROM プログラムを選択

This is the EEPROM programming section of apctest.
Please select the function you want to perform.

1) Print EEPROM values
2) Change Battery date
3) Change UPS name
4) Change sensitivity
5) Change alarm delay
6) Change low battery warning delay
7) Change wakeup delay
8) Change shutdown delay
9) Change low transfer voltage
10) Change high transfer voltage
11) Change battery return threshold percent
12) Change output voltage when on batteries
13) Change the self test interval
14) Set EEPROM with conf file values
15) Quit

Select function number:
2  <== バッテリィ日付変更を選択

Enter new battery date -- DD/MM/YY:
06/08/04  <== *交換日を MM/DD/YY で入力

Attempting to update UPS battery date ...
The old UPS battery date is: 12/02/98
The new UPS battery date is: 08/06/04

1) Print EEPROM values
2) Change Battery date
3) Change UPS name
4) Change sensitivity
5) Change alarm delay
6) Change low battery warning delay
7) Change wakeup delay
8) Change shutdown delay
9) Change low transfer voltage
10) Change high transfer voltage
11) Change battery return threshold percent
12) Change output voltage when on batteries
13) Change the self test interval
14) Set EEPROM with conf file values
15) Quit

Select function number:
15  <== 終了を選択

2004-07-11 05:15:44 End EEPROM programming.

1) Query the UPS for all known values
2) Perform a Battery Runtime Calibration
3) Abort Battery Calibration
4) Monitor Battery Calibration progress
5) Program EEPROM
6) Enter TTY mode communicating with UPS
7) Quit

Select function number:
7  <== 終了を選択

2004-07-11 05:15:46 End apctest.

[root@hs8 src]#

 


*交換日を、 MM/DD/YY で入力したのは、Web上にある他のUPS情報から、どうも日付は 月/日/年 の順番で並んでいることが推測できましたので、ガイダンスが出ていますがあえて変更しています。
apctest のソースファイルを見ても、8桁の確認と、3・6文字目に "/" があることをチェックしているだけで、月の欄に31でも32でも入力できるようですが、試してはいません。
またこの部分は、 apcupsd-3.11.13 でも変更になっていないようです。

参考(Web上から)

<省略>
MANDATE : 12/15/97
SERIALNO : WS97514xxxxx
BATTDATE : 03/10/03
NOMOUTV : 100
<省略>

SerialNo の先頭の数字から、97年の51週目と読み取れますので、製造月日部分の数字がどちらも12以下でも、月日の順番が想定できると思います。

 

以上の操作で、バッテリィ交換日付をUPSの中に記述することができました。 (2004/07/11)

以下は、 All data 表示の一部です。

<省略>
MANDATE : 12/02/98
SERIALNO : ws98490xxxxx
BATTDATE : 06/08/04
NOMOUTV : 100
NOMBATTV : 24.0
<省略>